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ハエとり装置
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- 【要約】
【目的】 捕虫率の高いハエとり装置を得る。
【構成】 粘着材2又は(及び)ベース3を白色にする。
【効果】 白色はハエが好む色のため、捕虫率が高まる。
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- 【特許請求の範囲】
【請求項1】 粘着材又はこの粘着材層を表面に形成して成るベースの表面を白色に形成して成るハエとり装置。
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハエとり紙、ハエとりリボンに代表されるハエとり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハエとり紙或いはハエとりリボンは、殺虫剤を散布する方式に比較して人畜無害であると共に環境汚染の心配もないことから、最近見なおされている。従来のハエとり紙或いはリボンは、通常茶褐色の油紙をベースにしており、粘着材は通常無色である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、沢山のハエが飛んでいる場合は捕虫率も高いが、少数の場合はなかなか捕虫されず、効果が薄いという問題がある。
【0004】本発明者の目的は、捕虫率の高いハエとり装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を達成するために、ハエが好む臭い、味、色彩等について種々実験を重ねた結果、最も効果的なものが色彩であり、この中で特に白色が効果的であることを見い出した。
【0006】表1は、色彩の異なるベースの表面に透明な粘着材を塗布したハエとり紙を6畳間の中央に置き、100ぴき放して行った捕虫率の実験例である。
【0007】
【表1】【0008】なお、その他の実験として、ベースの全面を白色とせず、ストライプ状に模様化した場合と、粘着材にチタンホワイトを混入して白色としたものを実験したが効果はベースを白紙にしたものと変わらなかった。
【0009】
【実施例】図1において、1はハエとり紙、2は透明な粘着材面、3は白色のベース(シート)である。
【0010】
【本発明の効果】本発明は以上の如く、ハエとり装置において、ベース又は粘着材又はこの双方を白色としたことにより、次の如き効果がある。
【0011】a.捕虫率が従来のものに比較して格段に向上する。
【0012】b.目視で捕虫状態が簡単に確認できるので、取り替え時期が良く判る。
【0013】c.衛生的であるため、商品価値が高まる。
【0014】d.デザインを多様化できる。
- 【公開番号】特開平5−30885
【公開日】平成5年(1993)2月9日
【発明の名称】ハエとり装置
- 【出願番号】特願平3−195338
【出願日】平成3年(1991)8月5日
【出願人】
【識別番号】591169847
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】大橋 弘
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