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刈払い機及び刈払い機用安全カバー
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- 【要約】
【課題】 ブレードタイプの刈刃とライントリマータイプの刈刃を取り換えて使用することのできる兼用型の刈払い機に最適な安全カバーを提供する。
【解決手段】 シャフト11先端の回転駆動部13に対して、ブレード15とライントリマー17とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機10に装着される安全カバー20を、下方へ広がる傾斜面32を有し、ブレード15の後方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバー30と、この第1の安全カバー30の傾斜面32に沿って斜めに摺動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバー30と重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバー30の傾斜面32を延長させてライントリマー17の後方を覆い隠すことのできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバー40とから構成する。
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】 シャフト先端の回転駆動部に対して、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機において、前記板状の刈刃に対する内外二重構造の安全カバーを回転駆動部のハウジングに固定すると共に、該安全カバーの内外いずれか一方を斜め下方へ摺動させることで線状の刈刃に対して覆うべき範囲をもカバーし得るようにしたことを特徴とする刈払い機。
【請求項2】 請求項1記載の刈払い機において、前記安全カバーを、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとで構成したことを特徴とする刈払い機。
【請求項3】 シャフト先端の回転駆動部に対して、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機に装着される安全カバーであって、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとからなり、前記第2の安全カバーは、前記第1の安全カバーの傾斜面に半径方向に設けた長溝と、該長溝に挿通され、締め付けることによって両安全カバーを密着させ、緩めることによって両安全カバーを摺動可能な状態とするねじ部材とにより、第1の安全カバーに摺動可能に取り付けられることを特徴とする刈払い機用安全カバー。
【請求項4】 請求項3記載の刈払い機用安全カバーにおいて、前記第1の安全カバーは、前記長溝の設けられた部分が上方へ膨らんだ膨出部として形成され、前記第2の安全カバーは、該膨出部を臨ませるように一部切り欠かれた天井部を有し、前記斜め方向への摺動の際に、該天井部と膨出部とで摺動方向をガイドせしめるようにしたことを特徴とする刈払い機用安全カバー。
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈払い機に係り、特に、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機の安全カバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来より、板状の刈刃(ブレード)を装着した刈払い機や、線状の刈刃(ライントリマー)を装着した刈払い機が知られている。こうした刈払い機には、作業中、刈刃によって弾き飛ばされた石ころなどが作業者に当たらない様に、刈刃の後方を覆い隠すような安全カバーが装着される。
【0003】最近では、1台の刈払い機で、ブレードとライントリマーとを取り換えて使用できるようにしたものもある。こうした兼用型の刈払い機では、ブレードは薄く直径も小さいのに対し、ライントリマーは厚いリール部分を有し、トリマーの先端径で見るとブレードよりも大きくなっているのが普通である。
【0004】このため、ブレードに適する高さ及び外径の安全カバーではライントリマーを装着した時に小さ過ぎて十分な範囲をカバーできず、逆に、ライントリマーに適する高さ及び外径の安全カバーではブレード装着時に安全カバーが深すぎてブレードを地面近くに持っていくことができず、十分な刈払いができなくなるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、ブレードタイプの刈刃とライントリマータイプの刈刃を取り換えて使用することのできる兼用型の刈払い機において、最適な安全カバーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発明の効果】上記目的を達成するためになされた本発明の刈払い機は、シャフト先端の回転駆動部に対して、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機において、前記板状の刈刃に対する内外二重構造の安全カバーを回転駆動部のハウジングに固定すると共に、該安全カバーの内外いずれか一方を斜め下方へ摺動させることで線状の刈刃に対して覆うべき範囲をもカバーし得るようにしたことを特徴とする。
【0007】この刈払い機によれば、板状の刈刃を装着した時は、安全カバーを二重構造の状態で使用し、線状の刈刃を装着した時には、内外一方を斜め下方へ摺動させて高さ及び径を広げるように手当し、覆うべき範囲をカバーするものである。より具体的には、前記安全カバーを、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとで構成することができる。
【0008】この刈払い機によれば、板状の刈刃を装着した時は、第2の安全カバーを上方へ移動させて使用する。これにより、板状の刈刃に対して丁度よい高さ及び大きさの第1の安全カバーで刈刃の後方を覆い隠す様になり、刈刃を地面に接触するぐらいの位置へ持っていくことができ、十分な刈払いを行うことができる。
【0009】一方、線状の刈刃を装着した時には、第2の安全カバーを下方へ移動させて使用する。これにより、安全カバー全体としては、第1の安全カバーの傾斜面が延長されて広がった状態となり、線状の刈刃の後方を十分に覆い隠すことができるようになる。よって、線状の刈刃による刈払い時にも石ころ等の飛散を的確に防止することができる。
【0010】また、本発明では、安全カバーを取り換えるのではなく、第1の安全カバーの傾斜面を延長するような第2の安全カバーを摺動可能に備えたので、2つの安全カバーを保管・管理する必要がなく、簡便である。さらに、第2の安全カバーは、第1の安全カバーの傾斜面を利用しているので、それ自体が大きくなくてもよく、部品の小型化が図られている。
【0011】ここで、例えば、線状の刈刃に適する様な大きな安全カバーを一つだけ用いて、これを上下させて取付高さを換えることで板状の刈刃に対しても使用できるようにした場合と比べて見る。この比較例では、それ自体が大きな安全カバーを準備する必要があり、製造設備を考えると大きな金型が必要となるなど、あらゆる面で大型化を避けることができない。これに対し、本発明の刈払い機では、板状の刈刃に適する第1の安全カバーの傾斜面を利用して線状の刈刃に適した高さ大きさの安全カバーを構成するようにしたので、各部品が小さくなり、その分だけ金型等の製造設備を小型化できるという利点があるのである。また、刈払い機をしまっておく際にも、第2の安全カバーを上へ移動させて第1の安全カバーと重ねておけるので、収納サイズが小さくなるという利点もある。加えて、比較例では板状の刈刃に対しては大き過ぎる安全カバーが装着されていることとなり、カバーで隠れて見えない部分が広くなり、カバーが邪魔して近づくことのできない範囲も広がり、デッドスペースが増大するという問題もある。本発明によれば、板状の刈刃使用時におけるデッドスペースの増大といった問題は生じない点でも、有利ということができる。
【0012】また、本発明の刈払い機では、板状の刈刃を使用する場合には、二重構造の安全カバーで石ころ等の飛散防止が図られることとなる。板状の刈刃は硬く強いので、弾き飛ばされた石ころ等は大きなエネルギーを持つ。このため、石ころ等は安全カバーに強く衝突することとなるが、二重構造となっているので、この強い衝突エネルギーに負けることがなく、安全カバーの耐久性を向上させるという効果もある。一方、線状の刈刃の場合は、刈刃自体が可撓性を有する柔軟なものなので石ころ等に与えられるエネルギーは相対的に小さくなり、一重の構造であっても十分に石ころ等の衝突に耐え得る。
【0013】例えば、駆動装置のハウジングに斜めのブラケットを形成し、ここに摺動可能に1枚の安全カバーを装着して板状の刈刃使用時と線状の刈刃使用時における取付位置を変更し得るようにすることもできるのであるが、こうした構造では、常に一重の安全カバーで石ころ等の衝突に耐えねばならず、結果として、当該安全カバーを肉厚にして対処するなどの対策が必要となる。これと比べると明かな様に、本発明の刈払い機では、石ころ等が強く弾き飛ばされるときは二重構造となり、元々の肉厚を大きくしなくてよい等といった効果も期待できる点で有利な構成ということができる。
【0014】即ち、本発明の刈払い機は、単に安全カバーの保管・管理が容易になったり、収納サイズや製造設備の小型化に寄与するというだけでなく、「第1の安全カバーの傾斜面と同じ傾斜の面を有し、上方移動時に第1の安全カバーと重なる第2の安全カバーを用いたこと」による技術的な効果として、板状の刈刃を装着したときと線状の刈刃を装着したときのそれぞれで有すべき強度を的確に実現し、無駄なく耐久性を向上させることができるのである。そして、無駄なく耐久性を向上させることができるが故に、第1の安全カバーを必要以上に肉厚にしなくてもよいなど、派生的に種々の効果が期待されるのである。
【0015】なお、第1,第2の安全カバーの傾斜面は、線状の刈刃の刃面の高さまで延長したときに線状の刈刃の先端に対して適度な間隔を採ることができるような角度を採用すればよく、必要以上に緩やかな角度としなくてもよい。このような本発明の刈払い機は、次のような安全カバーを用いて構成することができる。
【0016】即ち、シャフト先端の回転駆動部に対して、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができるようにした刈払い機に装着される安全カバーであって、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとからなり、前記第2の安全カバーは、前記第1の安全カバーの傾斜面に半径方向に設けた長溝と、該長溝に挿通され、締め付けることによって両安全カバーを密着させ、緩めることによって両安全カバーを摺動可能な状態とするねじ部材とにより、第1の安全カバーに摺動可能に取り付けられることを特徴とする刈払い機用安全カバーを用いて構成することができる。なお、第2の安全カバーは第1の安全カバーの内外どちらへ取り付けるようにしてもよい。
【0017】この安全カバーによれば、ねじ部材を緩めてやれば、第2の安全カバーを長溝に沿って摺動させることができる。そして、第1の安全カバーと重なる位置まで上方へ移動させてねじ部材を締めてやれば、高さが低く、外径も狭まった二重構造の安全カバーとなる。一方、ねじ部材を緩めて第の安全カバーを下方へ移動させてから締めてやると、高さ、外径共に大きくなった安全カバーを構成することができる。この安全カバーを従来品の安全カバーに換えて装着するようにすれば、既存の刈払い機を簡単に本発明の刈払い機へと改造することができる。
【0018】なお、この安全カバーは、長溝でガイドしつつ第2の安全カバーを摺動させることができるので、操作が簡単である。この刈払い機用安全カバーにおいて、前記第1の安全カバーの前記長溝の設けられた部分が上方へ膨らんだ膨出部として形成し、前記第2の安全カバーに、該膨出部を臨ませるように一部切り欠かれた天井部を備えさせ、前記斜め方向への摺動の際に、該天井部と膨出部とで摺動方向をガイドせしめるようにしてやるとよい。このように構成しておくと、第1の安全カバーを駆動部材のハウジングにしっかりと固定しておけば、第2の安全カバーを上下の2位置間で簡単に摺動させることができる。また、第1の安全カバーと第2の安全カバーとが回転しないように固定できるので、作業中に第2の安全カバーが地面等に衝突してもゆがんでしまうことがない。
【0019】以上の様な本発明の要旨を踏まえ、さらに種々なる実施の形態を採用することができるのはもちろんである。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施の形態を具体的に示す一実施例について説明する。この実施例の刈払い機10は、図1等に示すように、シャフト11の先端の回転駆動部13に対して、ブレード(鋸刃)15と、ナイロン製のライントリマー17とを取り換えて装着することができるようになっている。なお、図1〜図5において、(A)はブレード装着時を、(B)はライントリマー装着時を示している。
【0021】本実施例の刈払い機10は、内外二重構造の安全カバー20を備えている。より具体的には、ブレード15に対して、その後方を覆い隠すことのできる高さと取付径とを有する第1の安全カバー30と、この第1の安全カバー30の外側に摺動自在に配置される第2の安全カバー40とから構成されている。
【0022】第1の安全カバー30は平面視にて扇形をしており、水平な天井部31と、この天井部31から斜め下方へ広がる傾斜面32と、この傾斜面32の先に連なる垂直面33とを備え、天井部31には上方へ膨らんだ膨出部34が設けられている。そして、図3〜図5に示すように、この膨出部34にてモータハウジング19に対して側面から挟む様にセットされ、ネジ35にて固定されている。
【0023】第2の安全カバー40も、平面視にて略扇形をしており、水平な天井部41と、この天井部41から斜め下方へ広がる傾斜面42と、この傾斜面42の先に連なる垂直面43とを備えている。天井部41には、第1の安全カバー30の膨出部34を臨ませるように略U字形状に切り欠かれており、この切欠部分44の縁に垂直に立ち上がるリブ45が設けられている。また、傾斜面42は、第1の安全カバー30の傾斜面32と同じ角度になっている。
【0024】そして、第1の安全カバー30の膨出部34の斜面には、図3〜図5に示すように、長溝36が設けられており、第2の安全カバー40には、この長溝36と重なる位置に孔46が設けられている。この孔46及び長溝36を差し通す様に、外側からネジ付ノブ51を挿入し、裏面からナット53で抜け止めする。こうして第1の安全カバー30に対して、斜めに摺動可能となるように第2の安全カバー40が取り付けられる。
【0025】なお、この刈払い機10には、この他、前方の安全カバー60も取り付けられている。また、図4の符号70は、ライントリマーの長さを調整するために設けられるコードカッターを示す。実施例の刈払い機10を使用するに当たって、ブレード15を装着した時は、図1〜図5の(A)に示す様に、第2の安全カバー40を上方へ移動させて、第1,第2の安全カバー30,40が重なった状態にて使用する。そして、ライントリマー17を使用する時には、各図の(B)に示す様に、第2の安全カバーを下方へ移動させ、あたかも、第1の安全カバー30の傾斜面32が延長されたかのような状態にセットして使用する。実施例では、図1(B)に示す様に、第1の安全カバー30の高さがHだけ増加し、取付径がRだけ増加した状態となる。そして、このとき、同図に示す様に、ライントリマー17の後方を丁度良く覆い隠すことができるようになっている。
【0026】このような移動は、ノブ51を緩めて第2の安全カバー40を摺動可能な状態にし、長溝36に沿って摺動させることにより行う。そして、長溝36の上端でノブ51を締めてやると、安全カバー20をブレード使用時の状態にセットでき、長溝36の下端でノブ51を締めてやると、安全カバー20をライントリマー使用時の状態にセットできる。
【0027】以上の様に構成したので、実施例における安全カバー20は、各図の(A)に示す様に、ブレード使用時にはブレードサイズに適合した高さと外径の安全カバーとなり、ブレード15を地面に十分に近づけて刈払い作業を行うことができる。そして、外径が大き過ぎないので、デッドスペースも大きくならない。
【0028】また、この状態では、図5(A)に示す様に、第1の安全カバー30の傾斜面32及び垂直面33が、第2の安全カバー40の傾斜面42及び垂直面43により二重になる。この結果、ブレード15によって石ころ等が強く弾き飛ばされてもこの衝突に対して十分に耐えることができ、安全カバー20が損傷し難いという利点がある。
【0029】一方、ライントリマー使用時には、安全カバー20は、各図の(B)に示す様に、下方へ引き下げて使用され、ライントリマー17にマッチした高さと外径のカバーとして機能する。この結果、ライントリマー17によって弾き飛ばされた石ころ等が作業者に衝突するのを的確に防止でき、快適な作業を補償する。
【0030】しかも、このように使用するに当り、第2の安全カバー40は第1の安全カバー30を介在させてハウジング19と固定されるので、第2の安全カバー40自体はハウジング19を抱え込めるような大きなサイズにしておく必要がない。よって、ライントリマー17に対してマッチした高さ及び外径を実現しているにも拘らず、個々の部品が大型化せず、これら部品を合成樹脂で射出成形等により製造する場合、金型を大型化しないという利点もある。
【0031】加えて、第2の安全カバー40が、その天井部41の切欠部分44で第1の安全カバー30の膨出部34を側面から抱え込むような構成を採用したので、第2の安全カバー40を上下に摺動させる際に、ガイド作用が発揮され、ゆがむことなく正しい位置へと簡単に移動させることができる。また、ノブ51だけで締め付けているのであるが、第2の安全カバー40が膨出部34を抱え込む構成を採用したので、ライントリマー使用時に第2の安全カバー40が地面等に衝突してもゆがんでしまうことがないという効果もある。
【0032】また、安全カバー20を二重構造としてブレード使用時に対応する強度アップがなされているので、第1の安全カバー30の肉厚お落とすこともできる。その他、実施例によれば、安全カバーを取り換えるのではなく、第2の安全カバー40を第1の安全カバー30に対して摺動自在に取り付けておき、必要に応じて位置を変更する構成としているので、2つの安全カバーを別々に保管・管理する必要がなく、簡便となる効果もある。また、刈払い機をしまっておくときには、第2の安全カバー40を上昇位置にしてやれば、コンパクトに収納することができるという効果もある。
【0033】また、第2の安全カバー40は第1の安全カバー30に対して摺動自在に取り付けられる構成となっているので、第1の安全カバー30を既存の刈払い機に取付可能なものとしてさえやれば、既存の刈払い機を簡単に実施例のものと同様に改造することができる。
【0034】以上、一実施例にて本発明の実施の形態を説明したが、例えば、二重構造の安全カバーの内側の方を摺動自在に構成してもよいなど、本発明は上述した実施例に限らず、さらに種々なる形態で具体的に実施できることはもちろんである。
- 【公開番号】特開平9−28151
【公開日】平成9年(1997)2月4日
【発明の名称】刈払い機及び刈払い機用安全カバー
【発明者】
【氏名】水谷 真琴
- 【出願番号】特願平7−187120
【出願日】平成7年(1995)7月24日
【出願人】
【識別番号】000137292
【氏名又は名称】株式会社マキタ
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉 (外1名)
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