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接ぎ木クリップ
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- 【要約】
【目的】接ぎ木時に苗の軸の押しつぶしを生じることがなく接ぎ木苗を製造する。
【構成】可撓性の起用地面1を夫々有する一対のクリップ本体2の一方に突起3を設け他方のクリップ本体2に突起3が嵌入する孔4を設けてなる接ぎ木クリップ。
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】可撓性の挾持面1を夫々有する一対のクリップ本体2の一方に突起3を有し他方に突起3が嵌入する孔4を設けてなる接ぎ木クリップ。
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、切断した穂木苗と台木苗の接合部を挾持する接ぎ木クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】硬化性の樹脂で形成した一対のクリップ本体で形成している。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、接ぎ木に用いる苗の軸に大小や硬軟があり、そのために前記クリップ本体で挾持したとき軸のつぶれを生じることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、苗の軸のつぶれのない接ぎ木クリップを提供するものであって、つぎの技術的手段を講じた。すなわち、可撓性の挾持面1を夫々有する一対のクリップ本体2の一方に突起3を有し他方に突起3が嵌入する孔4を設けてなる接ぎ木クリップとする。
【0005】
【作用】穂木苗と台木苗の両切断面を合わせ、該接合部を挟んで両クリップ本体2を近づけ一方のクリップ本体2の突起3を他方のクリップ本体2の孔4に嵌入する。クリップ本体2の挾持側の可撓性の挾持面1が両苗の軸の接合部を挾持し接ぎ木作業を完了する。
【0006】
【効果】挾持面1は可撓性であるので、苗の軸を押しつぶすことがなく、接ぎ木苗を製造できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、その構成について説明すると、クリップ本体2は硬化性の樹脂で矩形状に形成し、挾持側に丸棒状の突起3を各角部に一体に設けていると共に突起3の長さよりも幅の小さい可撓性(スポンジ、軟質ウレタン等)の挾持体5を接着している。他方のクリップ本体2は硬化性の樹脂で矩形状に形成し、挾持側に可撓性(スポンジ、軟質ウレタン等)の挾持体5を一体に設けている。そして、該他方のクリップ本体2及び挾持体5に前記突起3が嵌入する孔4を設けている。
【0008】図3の実施例について説明すると、硬化性の樹脂により矩形状の平板でクリップ本体6を形成すると共に中央部に円弧形状の縦溝7を設けている。この縦溝部に軟質体(スポンジ、軟質ウレタン等)8を接着している。そして、一方のクリップ本体6の挾持側(縦溝側)の4角部に丸棒状の突起9を設け、他方のクリップ本体6に突起9が嵌入する孔10を設けている。
【0009】つぎに、その作用について説明する。まず、穂木苗と台木苗を夫々所定の位置で切断し両切断面を合わせる。つぎに、両クリップ本体2を近づけて突起3を孔4に嵌入すると、両挾持体5は切断面を合わせた接合部を挾持する。両苗の軸の接合部は可撓性の挾持体5により挾持されるので、やわらかい軸や曲っている軸でも接合部が脱れたり、軸の押しつぶしを生じることがない。
【0010】図3の実施例では、苗の軸の接合部は縦溝7に入るので軸の曲がりを修正し、そして縦溝部7の軟質体8が接合部を受け止めるので軸の押しつぶしを生じることがなく、接ぎ木苗を製造できる。接ぎ木苗が成長し軸が所定以上太くなると、軸からの圧力を受けたクリップ本体2は離脱し成長を阻害しない。
- 【公開番号】特開平9−47150
【公開日】平成9年(1997)2月18日
【発明の名称】接ぎ木クリップ
【発明者】
【氏名】島本 利二
【氏名】白石 博昭
【氏名】佐伯 善邦
- 【出願番号】特願平7−202514
【出願日】平成7年(1995)8月8日
【出願人】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
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