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コンバイン
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- 【要約】
【課題】 刈取作業終了により自動的に深扱になって穀稈搬送挾持力の急激な低下を防いで穀稈の脱落を低減させる。
【解決手段】 刈取穀稈の稈長を検出するセンサ(42)(43)と、穀稈を脱穀部(4)に送給させる搬送部材(33)を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材(45)を設けるコンバインにおいて、刈取作業終了時に深扱側に搬送部材(33)を自動的に動作させるように構成したことを特徴とする。
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】 刈取穀稈の稈長を検出するセンサと、穀稈を脱穀部に送給させる搬送部材を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材を設けるコンバインにおいて、刈取作業終了時に深扱側に搬送部材を自動的に動作させるように構成したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】 刈取作業再開時に前回の扱深位置に搬送部材を自動的に戻すように構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】 刈取部の穀稈掻込み位置に穀稈センサを設けて刈取作業の終了を検出するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項4】 搬送部材の深扱乃至浅扱位置を表示する扱深表示部を運転操作部の表示パネルに設けると共に、エンジンの燃料残量を扱深表示部を兼用して表示させる表示切換スイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、刈取穀稈の稈長を検出するセンサと、穀稈を脱穀部に送給させる搬送部材を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材を設け、刈取穀稈の稈長に応じて扱深さ調節を自動的に行わせ、脱穀深の増大防止並びに扱残し防止などを図っていたが、圃場枕地で刈取作業を終了して機体を次工程位置に方向転換させるとき、最後に刈取られた穀稈の挾持搬送が不安定になり、刈取部及び脱穀部の搬送途中または受継部で穀稈が脱落し易い不具合がある。特に6条刈り等の大型機種において、6条分の穀稈を搬送しているときに急激に穀稈量が減少すると、穀稈の挾持力が不足して脱落する問題がある。そこで、作業者が手動操作によって深扱側に調節して最終穀稈を搬送することにより、穀稈の株元側挾持によって挾持力の不足を補い、穀稈の脱落を低減できるが、深扱側調節を適正タイミングで容易に行い得ない。また、方向転換後、刈取作業を再開すると、深扱で作業を行い易い不具合があり、扱深さを適正状態に戻す操作も必要になる等の取扱い上の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、刈取穀稈の稈長を検出するセンサと、穀稈を脱穀部に送給させる搬送部材を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材を設けるコンバインにおいて、刈取作業終了時に深扱側に搬送部材を自動的に動作させるように構成したもので、刈取作業終了により自動的に深扱になって最終搬送穀稈の株元側を挾持させるから、穀稈搬送挾持力の急激な低下を防いで穀稈の脱落を容易に低減し得、圃場枕地に穀稈が散乱したり脱穀藁屑が増える等の不具合をなくし得ると共に、不確実な手動操作を不要にして取扱い操作の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0004】また、刈取作業再開時に前回の扱深位置に搬送部材を自動的に戻すように構成したもので、圃場枕地で方向転換して刈取作業を再開するとき、前工程の扱深作業に戻す手動操作を省き得、深扱作業での再開防止並びに取扱い操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、刈取部の穀稈掻込み位置に穀稈センサを設けて刈取作業の終了を検出するように構成したもので、穀稈センサによって検出された穀稈が脱穀部に送給されるまでの搬送時間を適正に予測可能で、作業終了に伴う深扱制御に必要な時間を確保できるように、穀稈センサを配置させ、刈取作業終了時の深扱制御を自動的に行わせ得るものである。
【0006】また、搬送部材の深扱乃至浅扱位置を表示する扱深表示部を運転操作部の表示パネルに設けると共に、エンジンの燃料残量を扱深表示部を兼用して表示させる表示切換スイッチを設けたもので、表示切換スイッチ操作により、表示パネルの扱深表示部を利用して搬送部材の位置表示とエンジンの燃料残量を択一的に表示し得、表示パネルのコンパクト化並びに表示機能の向上などを容易に図り得るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0008】さらに、図4及び図5に示す如く、分草板(22)…を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させる引起タイン(23)…を有する6条分の引起ケース(24)…と、引起された穀稈の株元側を掻込む6条分のスターホイル(25)…及び掻込ベルト(26)…と、掻込んだ穀稈株元を切断する刈刃(9)と、右側2条分の刈取穀稈を左斜め後方に搬送する右下部搬送チェン(27)及び右上部搬送タイン(28)と、中央2条分の刈取穀稈を後方の右下部搬送チェン(27)及び右上部搬送タイン(28)の送り中間位置近傍に合流させる中央下部搬送チェン(29)及び中央上部搬送タイン(30)と、左側2条分の刈取穀稈を右下部搬送チェン(27)及び右上部搬送体(28)の送り終端位置近傍に合流させる左下部搬送チェン(31)及び左上部搬送タイン(32)と、前記右下部搬送チェン(27)の送り終端に合流する6条分の刈取穀稈の株元側を受継ぎ搬送する縦搬送チェン(33)と、前記右上部搬送タイン(28)の送り終端に合流する6条分の刈取穀稈の穂先側を脱穀部(4)に搬送する後上部搬送タイン(34)と、前記縦搬送チェン(33)の送り終端部に設けてフィードチェン(5)に適正姿勢で刈取穀稈を受継ぎ搬送する補助搬送チェン(35)を、6条刈り用の前記刈取部(8)に備え、6条分の刈取穀稈を縦搬送チェン(33)に受継ぎ合流させてフィードチェン(5)に供給し脱穀処理するように構成している。
【0009】また、前記刈取フレーム(12)基部を連結させる刈取部(8)の昇降支点軸(36)上に刈取入力軸(37)を設け、該入力軸(37)右端に刈取入力プーリ(38)を軸支させ、該プーリ(38)を介してエンジン(21)の駆動力を刈取部(8)各部に伝えると共に、前記入力軸(37)左端にピックアップ型刈取部回転センサ(39)を取付け、前記入力軸(37)の回転によってセンサ(39)からパルス出力させて刈取部(8)の回転を検出させるように構成している。
【0010】また、前記の左中右の掻込ベルト(26)…上側の掻込カバー(40)…上面にリミットスイッチ型の左中右の穀稈センサ(41)…を固定させ、刈刃(9)によって株元を切断する直前まで掻込ベルト(26)に掻込まれた未刈り穀稈の中間部を前記センサ(41)によって感知し、左中右側の穀稈の有無によって刈取作業中であるか否かを検出すると共に、脱穀部(4)の扱胴(6)前方の扱口に長稈センサ(42)及び短稈センサ(43)を設け、フィードチェン(5)の挾持搬送によって扱胴(6)に送給される穀稈の稈長変化を各センサ(42)(43)によって検出するように構成している。なお、補助搬送チェン(35)の挾扼ガイド支持部材に前記長稈センサ(42)及び短稈センサ(43)を取付けて吊下げている。
【0011】また、扱深調節支点軸を兼用する搬送入力ケース(44)を介して前記縦搬送チェン(33)の送り始端部を刈取フレーム(12)に取付けると共に、搬送入力ケース(44)を中心に縦搬送チェン(33)の送り終端部を扱深乃至浅扱位置に揺動させる電動扱深モータ(45)を設け、扱深モータ(45)の正逆転制御により、補助搬送チェン(35)の送り始端部に対し、縦搬送チェン(33)の送り終端部を接離させ、扱胴(6)による穀稈扱深さを変更させるように構成している。
【0012】さらに、前記刈取部(8)を駆動する操作でオンになる刈取スイッチ(46)と、前記脱穀部(4)を駆動する操作でオンになる脱穀スイッチ(47)と、縦搬送チェン(33)の扱深調節位置を検出するポテンショメータ型扱深位置センサ(48)と、扱深モータ(45)を自動制御する扱深自動スイッチ(49)及び自動入リレー(50)と、前記の左中右の各穀稈センサ(41)…を並列接続させる自動入リレー(50)の自動入スイッチ(51)と、扱深モータ(45)を深扱(正転)寝動作させる深扱回路(52)と、扱深モータ(45)を圧扱(逆転)動作させる浅扱回路(53)と、前記各センサ(39)(42)(43)を、マイクロコンピュータで形成する扱深コントローラ(54)に接続させるもので、長稈及び短稈センサ(42)(43)の検出結果に基づき扱深モータ(45)を自動制御し、扱胴(6)に送給する刈取穀稈の扱深さを略一定に保つと共に、左中右の穀稈センサ(41)…の少なくともいずれか1つが掻込み穀稈によってオンになることにより刈取作業の開始が検出され、また左中右の穀稈センサ(41)の全てがオフになることにより刈取作業の終了が検出され、刈取作業の終了後に一定時間経過することによって扱深モータ(45)を一定量だけ自動的に深扱動作させ、かつ刈取終了直前の扱深位置を扱深データとして記憶させる一方、刈取作業の再開後に一定時間経過することによって扱深モータ(45)を記憶扱深データに基づき浅扱動作させ、前工程の扱深位置に自動的に戻すように構成している。
【0013】上記から明らかなように、刈取穀稈の稈長を検出する長稈及び短稈センサ(42)(43)と、穀稈を脱穀部(4)に送給させる搬送部材である縦搬送チェン(33)を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材である扱深モータ(45)を設けるコンバインにおいて、刈取作業終了時に深扱側に縦搬送チェン(33)を自動的に動作させるように構成し、刈取作業終了により自動的に深扱になって最終搬送穀稈の株元側を挾持させ、穀稈搬送挾持力の急激な低下を防いで穀稈の脱落を低減させ、圃場枕地に穀稈が散乱したり脱穀藁屑が増える等の不具合をなくすと共に、不確実な手動操作を不要にして取扱い操作の簡略化などを図れる。また、刈取作業再開時に前回の扱深位置に縦搬送チェン(33)を自動的に戻すように構成し、圃場枕地で方向転換して刈取作業を再開するとき、前工程の扱深作業に戻す手動操作を省き、深扱作業での再開防止並びに取扱い操作性の向上などを図れると共に、刈取部(8)の穀稈掻込み位置に穀稈センサ(41)を設けて刈取作業の終了を検出するように構成し、穀稈センサ(41)によって検出された穀稈が脱穀部(4)に送給されるまでの搬送時間を適正に予測可能で、作業終了に伴う深扱制御に必要な時間を確保できるように、穀稈センサ(41)を配置させ、刈取作業終了時の深扱制御を自動的に行わせるように構成している。
【0014】また、前記した左中右の各穀稈センサ(41)…の少なくともいずれか1つがオンになって穀稈を検出することにより、扱深モータ(45)の自動制御が開始されるから、最終工程で畦際に残った1条分乃至4条分の穀稈を刈取るときにも、扱深を略一定に保つ自動扱深制御並びに刈取作業終了時の深扱制御を自動的に行わせるように構成している。
【0015】さらに、前記深扱回路(52)または浅扱回路(53)を択一的にオンにして扱深モータ(45)を作動させる扱深手動スイッチ(55)を設け、扱深コントローラ(54)を介することなく手動スイッチ(55)操作によって扱深モータ(45)を作動させる手動扱深制御を行わせ、例えば扱深コントローラ(54)の自動制御が故障によって中止されても、手動スイッチ(55)操作によって扱深制御を行って収穫作業を継続できると共に、手動スイッチ(55)による扱深モータ(45)制御時に、縦搬送チェン(33)の扱深調節動作を扱深コントローラ(54)によって監視させ、扱深位置センサ(48)が縦搬送チェン(33)の深扱側または浅扱側のストロークエンド移動を検出したとき、扱深コントローラ(54)の停止出力によって扱深モータ(45)を自動的にオフし、手動スイッチ(55)が深扱または浅扱に操作された状態が維持されても、縦搬送チェン(33)のストロークエンド到達により扱深モータ(45)を自動的に停止させ、扱深モータ(45)の焼損などを未然に防ぎ、また連続過負荷稼動時間が短い電動モータを扱深モータ(45)として使用できるように構成している。
【0016】さらに、図5、図6に示す如く、搬送部材である縦搬送チェン(33)の深扱乃至浅扱位置を表示する扱深表示部(56)を運転操作部(19)の液晶形表示パネル(57)に設けると共に、エンジン(21)の燃料残量を扱深表示部(56)を兼用して表示させる表示切換スイッチ(58)を設け、表示切換スイッチ(58)操作により、表示パネル(57)の扱深表示部(56)を利用し、縦搬送チェン(33)の位置表示と、燃料センサ(59)が検出するエンジン(21)の燃料残量を、択一的に表示させ、表示パネル(57)のコンパクト化並びに表示機能の向上などを図れるように構成している。
【0017】本実施例は上記の如く構成するもので、図7のフローチャートに示す如く、自動扱深制御が行われる。刈取スイッチ(46)及び脱穀スイッチ(47)のオンによって収穫作業の開始が検出され、扱深自動スイッチ(49)のオンにより刈取部回転センサ(39)によって刈取部(8)の回転が検出され、扱深位置センサ(48)から縦搬送チェン(33)の扱深位置が入力されると共に、穀稈センサ(41)がオンになって刈取作業の開始が検出され、刈取部回転センサ(39)が検出する刈取部(8)の回転が一定時間経過し、穀稈センサ(41)によって検出された刈始めの穀稈が縦搬送チェン(33)に受継がれると、前工程の扱深データの記憶がない最初の作業のとき、長稈センサ(42)及び短稈センサ(43)から刈取穀稈の稈長を入力させ、長稈検出によって扱深モータ(45)を浅扱動作させ、短稈検出によって扱深モータ(45)を深扱動作させ、縦搬送チェン(33)を深扱乃至浅扱位置に移動させ、扱胴(6)と送給させる穀稈の扱深さを略一定に保つ。
【0018】また、前記刈取作業時、圃場枕地に到達して全ての穀稈センサ(41)…がオフになり、刈取作業の終了が検出され、刈取部回転センサ(39)が検出する刈取部(8)の回転が一定時間経過し、穀稈センサ(41)によって検出された刈取最終の穀稈が縦搬送チェン(33)に受継がれると、扱深位置センサ(48)が検出する縦搬送チェン(33)の扱深位置が扱深データとして記憶され、かつ扱深モータ(45)を一定時間深扱動作させ、縦搬送チェン(33)を一定量だけ深扱側に移動させ、縦搬送チェン(33)から補助搬送チェン(35)に刈取最終の穀稈を受継がせるとき、刈取最終の穀稈の株元を補助搬送チェン(35)に挾持され、穀稈の中間部よりも太い株元の挾持により穀稈量が減少しても挾持力が低下するのを防ぎ、急激に減少する刈取最終の穀稈が挾持力不足によって補助搬送チェン(35)始端受継部乃至フィードチェン(5)位置で脱落するのを防止する。
【0019】また、圃場枕地で機体を方向転換させて次工程に移動し、利刈取作業を再開することにより、穀稈センサ(41)が再びオンになって穀稈を検出し、刈取部回転センサ(39)が検出する刈取部(8)の回転が一定時間経過したとき、前工程の扱深データが記憶されているから、前工程の扱深データに基づき扱深モータ(45)を作動させ、縦搬送チェン(33)を前回の扱深位置に復帰させ、その後、長稈及び短稈センサ(42)(43)から刈取穀稈の稈長を入力させ、扱深モータ(45)自動制御によって縦搬送チェン(33)の扱深位置を自動的に調節し、扱深さを略一定に保つ制御を行わせる。
【0020】さらに、図8のフローチャートに示す如く、手動扱深制御が行われるもので、扱深手動スイッチ(55)の扱深操作または浅扱操作により、自動扱深制御を中止させ、扱深モータ(45)を手動制御によって深扱または浅扱動作させ、縦搬送チェン(33)を深扱側または浅扱側に移動させると共に、扱深位置センサ(48)によって検出する縦搬送チェン位置が深扱側または浅扱側ストロークエンドに到達すると、扱深コントローラ(54)の出力によって扱深モータ(45)が自動的に停止され、手動スイッチ(55)の深扱または浅扱操作が継続されていても扱深モータ(45)をオフにして焼損を防ぐものである。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、刈取穀稈の稈長を検出するセンサ(42)(43)と、穀稈を脱穀部(4)に送給させる搬送部材(33)を位置調節して扱深さを自動的に変更する扱深部材(45)を設けるコンバインにおいて、刈取作業終了時に深扱側に搬送部材(33)を自動的に動作させるように構成したもので、刈取作業終了により自動的に深扱になって最終搬送穀稈の株元側を挾持させるから、穀稈搬送挾持力の急激な低下を防いで穀稈の脱落を容易に低減でき、圃場枕地に穀稈が散乱したり脱穀藁屑が増える等の不具合をなくすことができると共に、不確実な手動操作を不要にして取扱い操作の簡略化などを容易に図ることができるものである。
【0022】また、刈取作業再開時に前回の扱深位置に搬送部材(33)を自動的に戻すように構成したもので、圃場枕地で方向転換して刈取作業を再開するとき、前工程の扱深作業に戻す手動操作を省くことができ、深扱作業での再開防止並びに取扱い操作性の向上などを容易に図ることができるものである。
【0023】また、刈取部(8)の穀稈掻込み位置に穀稈センサ(41)を設けて刈取作業の終了を検出するように構成したもので、穀稈センサ(41)によって検出された穀稈が脱穀部(4)に送給されるまでの搬送時間を適正に予測可能で、作業終了に伴う深扱制御に必要な時間を確保できるように、穀稈センサ(41)を配置させ、刈取作業終了時の深扱制御を自動的に行わせることができるものである。
【0024】また、搬送部材(33)の深扱乃至浅扱位置を表示する扱深表示部(56)を運転操作部(19)の表示パネル(57)に設けると共に、エンジン(21)の燃料残量を扱深表示部(56)を兼用して表示させる表示切換スイッチ(58)を設けたもので、表示切換スイッチ(58)操作により、表示パネル(57)の扱深表示部(56)を利用して搬送部材(33)の位置表示とエンジン(21)の燃料残量を択一的に表示でき、表示パネル(57)のコンパクト化並びに表示機能の向上などを容易に図ることができるものである。
- 【公開番号】特開平10−56850
【公開日】平成10年(1998)3月3日
【発明の名称】コンバイン
【発明者】
【氏名】水 倉 泰 治
【氏名】中 川 渉
【氏名】川 渕 博 史
【氏名】笹 浦 寛 之
- 【出願番号】特願平8−238379
【出願日】平成8年(1996)8月20日
【出願人】
【識別番号】000006851
【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
【識別番号】000005164
【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 忠治
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