スポンサード リンク
凍もち入り揚げパンの製法
スポンサード リンク
- 【要約】
【課題】 福島地方に古くから伝わる凍もちを原料とし、小麦粉、蒸しパンミックスを主体としたスポンジ状衣で餡状に包む揚げパンの製法を提案する。得られた揚げパンは、美味食に留らず、凍もち自体の栄養価(葉緑素と繊維質)に、小麦粉、蒸しパンミックスを主体としたスポンジ状衣掛けにより炭水化物が主体的に加わって健康食としても充分通用し、主食、副食、茶菓いずれにも適用される。
【解決手段】 もち草、山ごぼうの葉を搗き込んで寒風に晒してできた凍もちに充分冷水を含浸させて膨潤させた後水切りし、これを小麦粉、蒸しパンミックスを主体に砂糖と少量の塩で味付けした濃密な衣を厚目にまぶして油揚げして成る、凍もち入り揚げパンの製法。
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】 もち草、山ごぼうの葉を搗き込んで寒風に晒してできた凍もちに充分冷水を含浸させて膨潤させた後水切りし、これを小麦粉、蒸しパンミックスを主体に砂糖と少量の塩で味付けした濃密な衣を厚目にまぶして油揚げして成る、凍もち入り揚げパンの製法。
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凍もちを餡状に包み込んだ油揚げのパンの製法に関する。なお、ここに「凍もち」とは、もち草、山ごぼうの葉を搗き込んで寒風に晒してできた乾燥もちのことを指し、福島地方に遠く江戸時代から伝わる伝統食品でである。葉緑素と繊維質を多量に含み消化がよく、素朴な味で親しまれている。
【0002】
【従来の技術】本発明は、これまでに全く存在しない新規な揚げパンの製法に係り、比較するものを持たない。敢えて比較対象を挙げれば上記「凍もち」それ自体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】凍もちは、もち草、山ごぼうの葉を搗き込んで寒風に晒してできた乾燥もちであり、福島地方に古くから伝わる。その食し方は、充分水を含ませた後水切りし、これを焼く、蒸すなどして好みの味付けをする。
【0004】しかし、この凍もちは、その調理の厄介さからに加え、調理後数時間で固くなってしまうという難点がああり、一般への普及度に今一の感があった。本発明者は、郷土の人はもとより観光客に、特に若年層に凍もちの美味を即座に味わってもらいたいの趣意から、凍もち単独でなく、これを小麦粉、蒸しパンミックスを主体とした衣で餡状に包み込んで、新たな趣向の揚げパンとして、食膳にあるいは茶菓として提供することに思い至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明は、もち草、山ごぼうの葉を搗き込んで寒風に晒してできた凍もちに充分冷水を含浸させて膨潤させた後水切りし、これを小麦粉、蒸しパンミックスを主体に砂糖と少量の塩で味付けした濃度の高い衣を厚目にまぶして油揚げして、凍もち入り揚げパンの製法である。
【0006】
【発明の実施の形態】凍もちを冷水に二時間以上漬けて、冷水を充分含浸・膨潤させ、水切り後以下の材料配分の衣を厚目にまぶす。
小麦粉 200g蒸しパン乃至ホットケ−キミックス 200g(定量の小麦粉、ベ−キングパウダ−、全卵粉、砂糖)
砂糖 100g塩 10g水 300ccそして天ぷら鍋に油を満たし、170゜Cの高温で衣がきつね色になるまで油揚げする。衣は、蒸しパン乃至ホットケ−キミックスのみでなく小麦粉を多量に加えることで程よい弾力のスポンジ状が形成され、パン形状を保持する。
【0007】
【発明の効果】以上の製法によって得た凍もち入り揚げパンは、凍もちが小麦粉、蒸しパンミックスを主体とした厚目のスポンジ状衣に内包されているから、凍もちの水分蒸発が遮蔽されて、湿潤性と柔らかさと風味を長時間保持する。そして揚げ物としての嗜好性と凍もちの素朴な味がマッチして独特の美味を呈し、適度の弾力が歯触りを楽しませてくれる。外観がきつね色であることも食欲をそそる。また凍もち自体の栄養価(葉緑素と繊維質)に、上記衣掛けにより炭水化物が主体的に加わって、健康食としても充分通用し、主食、副食、茶菓いずれにも適用され、みやげ品として持帰りも可能である。
- 【公開番号】特開平11−28050
【公開日】平成11年(1999)2月2日
【発明の名称】凍もち入り揚げパンの製法
【発明者】
【氏名】木幡 喜久雄
- 【出願番号】特願平9−202317
【出願日】平成9年(1997)7月11日
【出願人】
【識別番号】597078374
【氏名又は名称】有限会社コワタ食品
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 尚夫
スポンサード リンク
- ★当サイトのどのページも全てリンクフリーです、自由にお使いください
※以下のタグをホームページ中に張り付けると便利です。