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軽量人工畦
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- 【要約】
【課題】 水田の畦塗りの作業の重労働から解放されるため、又、既製コンクリート製畦や、U字溝を伏せた畦の施工性の難易さからの解放をもとめるために、雑草が生えず水漏れの無い、軽量の人工畦を提供する。
【解決手段】 人工畦本体を硬質ゴム等で作成し、内部に発泡スチロール等の軽い材料を充填し、軽量化を図ることが可能で、金属又は、硬質ゴム等の止水板で連結出来るようになっていることが特徴である。
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】 人工畦表面(2)は硬質ゴム(再生ゴムでも可)又は塩化ビニール等で作られ、底部に同質のベース(5)がついていてアンカー(4)にて、固定が可能である。又、内部(3)には、発泡スチロール若しくはスチレンフォーム等の軽い材料を充填し、畦と畦は金属製、硬質ゴム等の止水板(6)にて連結することが出来る軽量の人工畦。(1)
- 【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、従来人力によって行っていた田圃の畦塗り作業を軽減するためにゴムなどの表面材の内部に発泡スチロール等を充填した、軽量の人工畦に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、田圃の畦は、人力によって土を毎年重ね塗りしていく方法だった。又、U字溝を伏せて作ったりするコンクリート製の重い物であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点があった。
(イ)土を塗り重ねていく作業は大変な重労働である。
(ロ)土のため雑草が生えたり、モグラが穴を開け水漏れが生じる。
(ハ)コンクリート製やU字溝を伏せたりするものは、人力では施行出来ず、業者に頼まなければならない。
(ニ)高齢化社会は農家にも及び毎年の畦塗りする者がいなくなり、勢い他人にその作業を頼まざるを得なくなり、金銭的にもかなりの負担を強いられるようになった。
(ホ)上記のような理由で、稲作そのものを止めざるを得なくなった農家も生まれてきている。
(ヘ)畦自体が土で出来ているため、水田の水の保温には殆ど効果がなかった。本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】人工畦表面(2)は硬質ゴム(再生ゴムでも可)又は塩化ビニール等で作られ内部(3)は発泡スチロール若しくはスチレンフォーム等の軽い材料を充填し、底部には表面と同質のベース(5)を設け、アンカー(4)によって固定される。畦と畦とは、硬質ゴム又は、金属などによる止水板(6)にて連結する。本発明は、以上のような構成よりなる軽量人工畦(1)である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。人工畦表面(2)は硬質ゴム(再生ゴムでも可)又は塩化ビニール、強化プラスチック等で作成し、内部(3)に発泡スチロール若しくはスチレンフォーム等の軽い材料を充填する。底部には、表面材と同質のベース(5)を設け、硬質塩ビ製等のアンカー(4)によって固定することが出来る。以上が人工畦本体(1)となる。本体は、大別すると直線用、コーナー用に分けることが出来、それぞれに中畦用と測道用とがある。又、直線用には取水口、排水口の付いた物(給排水タイプ)も有り、コーナー用には直角、鋭角、鈍角のタイプが有る。又、田圃の高低差に対応できる物も,数種類用意されている。本発明は以上のような構造で、これらの人工軽量畦を、金属製、硬質ゴム等の止水板(6)にて連結することによって、一つの田圃が区画されることとなる。
【0006】
【発明の効果】
(イ)軽量の人工畦なので、毎年土を塗り重ねていく大変な作業から解放される(ロ)表面がゴムなので、雑草が生えたり、モグラが穴を開け水漏れが生じることが無くなった。
(ハ)軽量なので、コンクリート製やU字溝を伏せたりするものと違って、農家個人が人力で施行出来、従来の物の様に業者に頼まなくてもよくなった。
(ニ)土で作る畦と違って、半永久的に使用することが出来、毎年の畦塗り作業から解放され、高齢の農家でも他人に畦塗りを頼んだりする必要が無くなり、金銭的にも負担が無くなる。
(ホ)金銭的負担が無くなることにより、稲作そのものを止めざるを得なかった農家も無くなる。
(ヘ)表面を覆う物は、再生ゴムの様な物でもよいので、リサイクルとなり、省エネにも寄与することが出来る。
(ト)重労働から解放されることより、その分の労働力を他の作業に回すことができ、生産性の向上に繋がる。
(チ)本体の内部が、断熱性能を有する発泡スチロール若しくは、スチレンフォーム等であるので、水田の水の温度低下を低減し、米の増収が見込まれる。
- 【公開番号】特開平11−46502
【公開日】平成11年(1999)2月23日
【発明の名称】軽量人工畦
【発明者】
【氏名】狭場 芳男
- 【出願番号】特願平9−245894
【出願日】平成9年(1997)8月7日
【出願人】
【識別番号】597129953
【氏名又は名称】狭場 芳男
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