XYステージ
スポンサード リンク
- 【要約】
【課題】薄型化を図ることができるXYステージを提供するものである。
【解決手段】XYステージSは、平坦な面を有し、相対向して設けられる第1、第2のプレート1、2と、第1のプレート1に取り付けられ、第1のプレート1のX軸方向に移動させる第1の移動手段3と、第1のプレート1に取り付けられ、第1のプレート1の前記X軸方向に直交するY軸方向に移動させる第2の移動手段5と、第1の移動手段3により移動し、第2のプレート2に取り付けられた第1の移動体4と、第2の移動手段5により移動し、第2のプレート2に取り付けられた第2の移動体6とを備えているものである。
スポンサード リンク
- 【特許請求の範囲】
【請求項1】
平坦な面を有し、相対向して設けられる第1、第2のプレートと、
前記第1のプレートに取り付けられ、前記第1のプレートのX軸方向に移動させる第1の移動手段と、
前記第1のプレートに取り付けられ、前記第1のプレートの前記X軸方向に直交するY軸方向に移動させる第2の移動手段と、
前記第1の移動手段により移動し、前記第2のプレートに取り付けられた第1の移動体と、
前記第2の移動手段により移動し、前記第2のプレートに取り付けられた第2の移動体と、
を備えていることを特徴とするXYステージ。
【請求項2】
第1の移動手段は、第1のモータによって正逆に回転する第1の回転軸を有し、
第1の移動体は、前記第1の回転軸に螺合する第1の雌ネジ
を有する第1の雌ネジ体と、この第1の雌ネジ体に接続されたX軸方向に直交するY軸方向に移動する第1のY軸スライダーと、この第1のY軸スライダーをガイドする溝部を備え、第2のプレートに取り付けられた第1のY軸案内溝体とを有し、
第2の移動手段は、第2のモータによって正逆に回転する第2の回転軸を有し、
第2の移動体は、前記第2の回転軸に螺合する第2の雌ネジ
を有する第2の雌ネジ体と、この第2の雌ネジ体に接続されたX軸方向に移動する第1のX軸スライダーと、この第1のX軸スライダーをガイドする溝部を備え、前記第2のプレートに取り付けられた第1のX軸案内溝体とを有する
ことを特徴とする請求項1記載のXYステージ。
【請求項3】
第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うように取り付けられた第1の凸部材と、
この第1の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1の雌ネジ体に接続された第1の凸部材案内溝体と、
前記第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートの前記X軸方向に直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第2の凸部材と、
この第2の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第2の雌ネジ体に接続された第2の凸部材案内溝体と、
を備えていることを特徴とする請求項2記載のXYステージ。
【請求項4】
第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うように取り付けられた第3の凸部材と、
この第3の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1のプレートのX軸方向と直交するY軸方向に沿うY軸摺動部を有する第3の凸部材案内溝体と、
第2のプレートに取り付けられ、前記Y軸摺動部を案内する溝部を有する第2のY軸案内溝体と、
前記第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向と直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第4の凸部材と、
この第4の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うX軸摺動部を有する第4の凸部材案内溝体と、
第2のプレートに取り付けられ、前記X軸摺動部を案内する溝部を有する第2のX軸案内溝体と、
を備えていることを特徴とする請求項3記載のXYステージ。
【請求項5】
第1のX軸案内溝体、第2のX軸案内溝体、第1のY軸案内溝体及び第2のY軸案内溝体が、第2のプレートに、平面視四角形状に配置されて取り付けられている
ことを特徴とする請求項4記載のXYステージ。
- 【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子顕微鏡、半導体製造装置、半導体検査装置の試料等を載置し、2次元位置決め装置としてのXYステージに係り、特に、XYステージの薄型化を図ることができるXYステージに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、XYステージとしては、たとえば、相対するプレートの一方側のプレートを水平方向に移動するXステージと、相対するプレートの一方側のプレートを水平方向に移動するYステージとを有し、YステージとXステージとが水平移動方向に対し互いに直交するようにプレートを重ねると共に、重ねた部位を接続部材、例えば、ネジで接続するようにしていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、YステージとXステージとが水平移動方向に対し互いに直交するようにプレートを重ねているため、プレートを重ねた分、重ねた方向の厚みが増すという問題点が生じた。
【0004】
本発明は、上記の問題点を除去するようにしたXYステージを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のXYステージは、平坦な面を有し、相対向して設けられる第1、第2のプレートと、前記第1のプレートに取り付けられ、前記第1のプレートのX軸方向に移動させる第1の移動手段と、前記第1のプレートに取り付けられ、前記第1のプレートの前記X軸方向に直交するY軸方向に移動させる第2の移動手段と、前記第1の移動手段により移動し、前記第2のプレートに取り付けられた第1の移動体と、前記第2の移動手段により移動し、前記第2のプレートに取り付けられた第2の移動体とを備えているものである。
【0006】
また、請求項2記載のXYステージは、請求項1記載のXYステージにおいて、第1の移動手段は、第1のモータによって正逆に回転する第1の回転軸を有し、第1の移動体は、前記第1の回転軸に螺合する第1の雌ネジを有する第1の雌ネジ体と、この第1の雌ネジ体に接続されたX軸方向に直交するY軸方向に移動する第1のY軸スライダーと、この第1のY軸スライダーをガイドする溝部を備え、第2のプレートに取り付けられた第1のY軸案内溝体とを有し、第2の移動手段は、第2のモータによって正逆に回転する第2の回転軸を有し、第2の移動体は、前記第2の回転軸に螺合する第2の雌ネジを有する第2の雌ネジ体と、この第2の雌ネジ体に接続されたX軸方向に移動する第1のX軸スライダーと、この第1のX軸スライダーをガイドする溝部を備え、前記第2のプレートに取り付けられた第1のX軸案内溝体とを有するものである。
【0007】
また、請求項3記載のXYステージは、請求項2記載のXYステージにおいて、第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うように取り付けられた第1の凸部材と、この第1の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1の雌ネジ体に接続された第1の凸部材案内溝体と、前記第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートの前記X軸方向に直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第2の凸部材と、この第2の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第2の雌ネジ体に接続された第2の凸部材案内溝体とを備えているものである。
【0008】
また、請求項4記載のXYステージは、請求項3記載のXYステージにおいて、第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うように取り付けられた第3の凸部材と、この第3の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1のプレートのX軸方向と直交するY軸方向に沿うY軸摺動部を有する第3の凸部材案内溝体と、第2のプレートに取り付けられ、前記Y軸摺動部を案内する溝部を有する第2のY軸案内溝体と、前記第1のプレートの面に突出し、前記第1のプレートのX軸方向と直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第4の凸部材と、この第4の凸部材に摺動する溝部を有し、前記第1のプレートのX軸方向に沿うX軸摺動部を有する第4の凸部材案内溝体と、第2のプレートに取り付けられ、前記X軸摺動部を案内する溝部を有する第2のX軸案内溝体とを備えているものである。
【0009】
また、請求項5記載のXYステージは、請求項4記載のXYステージにおいて、第1のX軸案内溝体、第2のX軸案内溝体、第1のY軸案内溝体及び第2のY軸案内溝体が、第2のプレートに、平面視四角形状に配置されて取り付けられているものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載のXYステージによれば、第1のプレートと第2のプレートとの間に、第1の移動手段、第2の移動手段、第1の移動体及び第2の移動体が配置されているため、薄型化を図ったXYステージを得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明のXYステージの一実施例を図面を参照して説明する。
図1乃至図7において、XYステージSは、平坦な面を有する第1のプレート(ベース)1と、平坦な面を有する第2のプレート(移動台)2とを有し、第1のプレート1と第2のプレート2は相対向して設けられている(図3、図4及び図6)。
なお、第2のプレート2の上面に、例えば、電子顕微鏡、半導体製造装置、半導体検査装置等の試料(図示せず)等が載置されるようになっている。
【0012】
3は、第1のプレート1のX軸方向(図2参照)に移動させる第1の移動手段で、第1の移動手段3は、第1のプレート1に取り付けられている。
4は、第1の移動手段3により移動し、第2のプレート2に取り付けられた第1の移動体である。
第1の移動手段3は、例えば、第1のモータ31によって正逆に回転する第1の回転軸32を有している。33は第1の回転軸32を回転自在に支持する支持部材である。
第1の移動体4は、例えば、第1の回転軸32に螺合する第1の雌ネジ41aを有する第1の雌ネジ体41と、この第1の雌ネジ体41に接続(接続は、例えば、ビス42vで行う。)されたX軸方向(図2参照)に直交するY軸方向(図2参照)に移動する第1のY軸スライダー42と、この第1のY軸スライダー42をガイドする溝部43a(図6参照)を備え、第2のプレート2に取り付け(取り付けは、例えば、ビス43vで行う。)られた第1のY軸案内溝体43とを有している。
【0013】
5は、第1のプレート1の前記X軸方向(図2参照)に直交するY軸方向(図2参照)に移動させる第2の移動手段で、第2の移動手段5は、第1のプレート1に取り付けられている。なお、第2の移動手段5はY軸方向に移動させ、第1の移動手段3はX軸方向に移動させる、移動する方向を除けば、同じ機構となっている。
6は、第2の移動手段5により移動し、第2のプレート2に取り付けられた第2の移動体である。
第2の移動手段5は、例えば、図2に示すように、第2のモータ51によって正逆に回転する第2の回転軸52を有している。53は第2の回転軸52を回転自在に支持する支持部材である。
第2の移動体6は、例えば、第2の回転軸52に螺合する第2の雌ネジ61aを有する第2の雌ネジ体61と、この第2の雌ネジ体61に接続(接続は、例えば、ビス62vで行う。)されたX軸方向に移動する第1のX軸スライダー62と、この第1のX軸スライダー62をガイドする溝部63a(図3参照)を備え、第2のプレート2に取り付け(取り付けは、例えば、ビス63vで行う。)られた第1のX軸案内溝体63とを有している。
【0014】
7は、第1のプレート1の面に突出し、第1のプレート1のX軸方向に沿うように取り付けられた第1の凸部材で、この第1の凸部材7は第1の凸部材案内溝体8を案内するようになっている。第1の凸部材案内溝体8は、第1の凸部材17に摺動する溝部8aを有し、第1の雌ネジ体34に接続されている。
9は、第1のプレート1の面に突出し、第1のプレート1の前記X軸方向に直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第2の凸部材で、この第2の凸部材9は第2の凸部材案内溝体10を案内するようになっている。この第2の凸部材案内溝体10は、第2の凸部材9に摺動する溝部を有し、第2の雌ネジ体61aに接続されている。
【0015】
また、図1、図2及び図4に示す11は、第1のプレート1の面に突出し、第1のプレート1のX軸方向に沿うように取り付けられた第3の凸部材で、12は、第3の凸部材11に摺動する溝部12aを有し、第1のプレート1のX軸方向と直交するY軸方向に沿うY軸摺動部12bを有する第3の凸部材案内溝体で、13は、第2のプレート2に取り付けられ、Y軸摺動部12bを案内する溝部13aを有する第2のY軸案内溝体である。
【0016】
また、図1、図2及び図4に示す14は、第1のプレート1の面に突出し、第1のプレート1のX軸方向と直交するY軸方向に沿うように取り付けられた第4の凸部材で、15は、第4の凸部材14に摺動する溝部15aを有し、第1のプレート1のX軸方向に沿うX軸摺動部15bを有する第4の凸部材案内溝体で、16は、第2のプレート2に取り付けられ、X軸摺動部15bを案内する溝部16aを有する第2のX軸案内溝体である。
なお、第2のX軸案内溝体16、第2のY軸案内溝体13、第1のY軸案内溝体43及び第1のX軸案内溝体63は、第2のプレート2に、平面視四角形状に配置されて取り付けられている
。
【0017】
従って、第1のモータ31を正(時計回り)回転すると、第1の雌ネジ41aを介して第1の雌ネジ体41と一体となって第1の凸部材案内溝体8、第1のY軸スライダー42、第1のY軸案内溝体43が図2に示すX軸方向へ移動すると共に、第3の凸部材案内溝体12が第3の凸部材11に沿って、第4の凸部材案内溝体15が第2のY軸案内溝体16に沿って、第1のX軸スライダー62が第1のX軸案内溝体63に沿って、図2に示すX軸方向へ移動することとなる。
又、第2のモータ51を正(時計回り)回転すると、第2の雌ネジ61aを介して第2の雌ネジ体61と一体となって第2の凸部材案内溝体10、第1のX軸スライダー62、第1のX軸案内溝体63が図2に示すY軸方向へ移動すると共に、第3の凸部材案内溝体12が第2のY軸案内溝体13に沿って、第4の凸部材14が第2のY軸案内溝体16に沿って、第1のY軸スライダー42が第1のY軸案内溝体43に沿って、図2に示すY軸方向へ移動することとなる。
【0018】
本実施例のXYステージSによれば、第1のプレート1と第2のプレート2との間に、第1の移動手段3、第2の移動手段5、第1の移動体4及び第2の移動体6が配置されているため、薄型化を図ったXYステージSを得ることができる。
- 【公開番号】特開2007−46980(P2007−46980A)
【公開日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【発明の名称】XYステージ
【発明者】
【氏名】大 石 勝 昭
- 【出願番号】特願2005−230749(P2005−230749)
【出願日】平成17年8月9日(2005.8.9)
【出願人】
【識別番号】000183819
【氏名又は名称】駿河精機株式会社
- 【代理人】
【識別番号】100088144
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 静富
【識別番号】100092680
【弁理士】
【氏名又は名称】入江 一郎
【識別番号】100108752
【弁理士】
【氏名又は名称】野末 寿一
★当サイトのどのページも全てリンクフリーです、自由にお使いください
※以下のタグをホームページ中に張り付けると便利です。
★携帯電話でも特許データを見られます 携帯URL:http://m.tokkyoj.com/md/tk2007-46980.php
【友達に教える】
スポンサード リンク