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歩行者信号灯器に付設する音声案内装置
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- 【要約】
【課題】 歩行者信号灯器の青灯点滅時にも、注意喚起音声の出力を可能とした。
【解決手段】 電源補償部8と、音源9と、出力制御部10とを有している。電源補償部8は、信号制御機から歩行者信号灯器3に出力された青灯、赤灯の灯色信号を識別して出力制御部10に音声選択指令を出力し、直流に整流された灯色信号の電荷を蓄電し、滅灯期間は蓄電された電荷を放電して駆動用直流電源を供給する。音源9には、歩行者信号灯器3の青灯点灯時に出力する「横断許可」の音声信号および青灯点滅時に出力する「注意喚起」の音声信号が記録されている。出力制御部10は、電源補償部8から、供給された直流電源で駆動され、電源補償部8から入力された音声選択指令に基づいて音源9に音声出力指令を出し、選定された特定の音声信号を音源から出力させる。選定された特定の音声は、スピーカ5から出力される。
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- 【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声出力部とスピーカとを有する音声案内装置であって、
音声出力部は、これを大別して電源補償部と、音源と,出力制御部とを有し、
前記電源補償部は、信号制御機から歩行者信号灯器に出力された青灯の灯色信号と赤灯の灯色信号とを識別して出力制御部に音声選択指令を出力するとともに、直流に整流された灯色信号の電荷を蓄電池に蓄電し、青灯点滅時の滅灯期間は蓄電された電荷を放電して安定した駆動用直流電源を前記音声出力部を構成する各部に供給するものであり、
前記音源は、少なくとも歩行者信号灯器の青灯点灯時に歩行者に対して出力する「横断許可」の音声信号、青灯点滅時に歩行者に対して出力する「注意喚起」の音声信号が記録されているものであり、
前記出力制御部は、電源補償部から、供給された直流電源で駆動され、電源補償部から入力された音声選択指令に基づいて音源に音声出力指令を出し、選定された特定の音声信号を音源から出力させるものであり、
前記スピーカは、選定された特定の音声を出力するものであることを特徴とする歩行者信号灯器に付設する音声案内装置。
【請求項2】
前記電源補償部は、信号制御機から歩行者信号灯器に出力された交流の青灯の灯色信号と赤灯の灯色信号とをそれぞれ全波整流して出力制御部に音声選択指令として個別に出力するとともに、前記蓄電器によって灯器の滅灯期間の電力を補償して平滑化された直流電源を出力制御部に出力するものであることを特徴とする請求項1に記載の歩行者信号灯器に付設する音声案内装置。
【請求項3】
前記電源補償部は、青灯の灯色信号入力端子と、赤灯の灯色信号入力端子とを有し、前記青灯の灯色信号入力端子は、第1トランスに、
前記赤灯の灯色信号入力端子は、第2トランスに接続され、
各トランス出力側には、それぞれブリッジ整流回路と、整流器とが直列に接続されており、
前記各ブリッジ整流回路の出力端子は、出力制御部に個別に接続され、出力制御部に通じる各整流器の出力側配線に、前記蓄電地が並列に接続されているものであることを特徴とする請求項1に記載の歩行者信号灯器に付設する音声案内装置。
【請求項4】
前記蓄電池は、電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の歩行者信号灯器に付設する音声案内装置。
【請求項5】
音声出力部とスピーカとの他にタイマー部をさらに有する音声案内装置であって、
タイマー部は、CPUと、設定部と、表示部とからなり、
CPUは、出力制御部に対して音声の入/切の制御を行うタイマー機能、音声出力の音量設定機能、カレンダー機能を実行するほか、音声出力制御に必要な一切の機能を司るものであり、
設定部は、CPUの入力装置であり、テンキーを扱ってCPUに制御指令を入力するものであり、
表示部は、設定部によって入力或いは設定された内容を表示し、設定表示後は、時計として時刻を表示するものであり、
タイマー部のCPUには、出力制御部を介して直流電源が供給されるものであることを特徴とする請求項1に記載の歩行者信号灯器に付設する音声案内装置。
- 【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、横断歩道を歩行する歩行者に対し、歩行者信号の状態を音声出力によって提供する歩行者案内装置に関する。
【背景技術】
【0002】
道路の横断路に設置される歩行者専用信号灯器には、交通弱者、特に視覚障害者等の歩行者に対し、歩行者信号の状態を音声にて提供する装置として、従来より音声式歩行者誘導付加装置(以下付加装置という)が知られている。
【0003】
図4において、横断歩道21の両端に設置された歩行者信号灯器22及び車両信号灯器23は、信号制御機24から供給される制御信号に基づいて信号現示が行われる。付加装置25は、横断歩道の両端で待機する歩行者に対して音声出力を発して情報提供を行うものである。
【0004】
付加装置25には、歩行者信号灯器22の青灯の点灯時に信号制御器24から、AC100Vの駆動電力からなる灯色信号が供給され、この灯色信号に応答して、横断が可能であることの音声(例えば「青信号です。渡ってください」)あるいは、擬音、音楽(本明細書では、音声、擬音、音楽を総称して「音声」という)が発せられる。
【0005】
従来、付加装置25は、通常、歩行者信号灯器22が配置された一側の支柱の比較的高い位置に配置され、対向する側の歩行者に対しても音声が届くように比較的大きな音声を出力するようになっていた。しかし、付加装置25は、信号制御機から個別に供給される電源及び制御信号に基づいて駆動されるものであるため、特許文献1は、信号制御機24から付加装置25までの配線が必要不可欠となり、設置時の作業負担や配線コストを増加させ、信号制御機24のハードウェア量を増大させ、さらには、大音量で音声を出力しなければならないという問題点を指摘し、歩行者信号灯器の信号灯を駆動するための灯色信号を入力として所定の電源出力を出力する電源回路と、電源出力を検出して所定の起動出力を出力する起動回路と、起動出力に応じて所定の音声出力を出力する音声生成回路と、音声出力を歩行者に対して出力するスピーカとを備える付加装置を提案している。
【0006】
そして、この付加装置によるときには、歩行者信号灯器から付加装置までの僅かな距離の配線で済み、従来のような信号制御機から付加装置までの比較的長い距離の配線が不要となり、設置時の作業負担や配設コストを低減し、信号制御機のハードウェア量を削減することができ、信号制御機から付加装置までの配線が不要となったことから、横断歩道両端の歩行者信号灯器の近傍に僅かな作業負担や配設コストにより配設することが可能となり、従来の横断歩道の一端から対向側の歩行者に対して横断歩道越しに音声出力が届くように、比較的大きな音量にて音声出力を送出する必要がなく、それぞれの付加装置の下で待機する歩行者に対してのみ音声出力を出力すれば良く、音声出力を適切な音量まで低減できるという効果が強調されている。
【0007】
しかしながら、上記付加装置は、要するに信号制御機から各歩行者信号灯器に出力される青灯の灯色信号pgを入力として青灯点灯時の音声出力に必要な電力を確保しようというだけの試みであり、信号制御機から、各付加装置までの電源配線は不要になったとはいえ、信号制御機から各歩行者信号灯器に出力される青灯の灯色信号が、起動回路を起動して青色灯点灯時の音声出力信号を出力させるトリガーとしての機能を実行し、青色灯点灯期間のみの駆動用直流電源として利用するだけで、歩行者信号灯器のその他の信号現示の状態、例えば、青灯点滅pw時に、注意喚起の音声を出力するようなことはできない。
【特許文献1】特許公開平9−147286
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする問題点は、従来の付加装置では、青灯の灯色信号を入力として青点灯時の音声出力に必要な電力を確保するだけで、他の信号現示状態の時、例えば青灯点滅pw時に、歩行者に注意喚起の音声を出力するほか、その機能を拡大して、例えば音声出力についての音量、音声出力の発生期間を規定するタイマー機能などを実行することができないという点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、信号制御機から歩行者信号灯器に出力される青灯、赤灯の灯色信号を入力として音声による歩行者情報を出力する音声案内装置に関するものであり、歩行者信号灯器に入力される灯色信号をもって、歩行者信号灯器の青灯点灯時だけでなく、青灯点滅時にも、注意喚起音声の出力を可能とし、さらには、歩行者に注意喚起の音声を出力するほか、その機能を拡大して、例えば音声出力についての音量、音声出力の発生期間を規定するタイマー機能などの実行を可能とした点を最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明による音声案内装置によれば、歩行者信号灯器の青灯点灯時、青色点滅時に任意に音声を出力でき、さらに、音声出力期間を決定するタイマー機能、カレンダー機能、音量その他の機能の制御に必要な電源を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
歩行者信号灯器の青灯点灯時、青灯点滅時に任意に音声出力を発生し、さらに、音声出力期間のタイマー機能、カレンダー機能、音量調整機能その他の機能の実行に必要な直流電源を安定に確保するという目的を、歩行者信号灯器に入力される灯色信号を整流して信号制御機から各歩行者信号灯器に出力された灯色信号(青灯及び赤灯の灯色信号)を識別して音声選択指令を出力し、同時にその電荷を蓄電器(本発明においては電気二重層コンデンサ)に蓄電し、灯色信号入力が停止する青灯滅灯時においても、音声案内装置には連続的に駆動用電源を供給することによって実現した。
【実施例1】
【0012】
図1に本発明による歩行者信号灯器に付設する音声案内装置(以下音声案内装置という)の設置例を示す。交差点(例えば十字路交差点)1の各横断歩道2a、2b、2c、2dの両端には、それぞれ歩行者信号灯器3が設置されている。それぞれの歩行者信号灯器3に本発明の音声案内装置4を付設してその入力端子を接続し、音声案内装置4の出力端子にスピーカ5を接続したものである。
【0013】
図2に本発明による音声案内装置4の構成図を示す。図2において、本発明の音声案内装置4は、音声出力部6と、タイマー部7とを有している。音声出力部6は、これを大別して電源補償部8と、音源9と,出力制御部10とからなっている。電源補償部8は、信号制御機(図示略)から各歩行者信号灯器3に出力された灯色信号(青灯及び赤灯の灯色信号)を識別して、出力制御部10に音声選択指令を出力するとともに、音声出力部6及びタイマー部7を構成する各部に駆動用直流電源を供給するものである。信号制御機(図示略)から各歩行者信号灯器3に出力された灯色信号(青灯及び赤灯の灯色信号)の入力端子PG、PR及び共通端子COMを有している。
【0014】
青灯の灯色信号入力端子PGは第1トランス11aに、赤灯の灯色信号入力端子PRは第2トランス11bに接続されている。各トランス11a,11bの出力側には、それぞれブリッジ整流回路12a、12bと、整流器(ダイオード)13a、13bとがそれぞれ直列に接続され、ブリッジ整流回路12a、12bの出力端子は、出力制御部10に個別に接続され、各整流器13a、13bの出力側配線には、蓄電地、本発明においては電気二重層コンデンサ14が並列に接続され、それぞれブリッジ整流回路及び整流器を含む青灯の灯色信号配線と赤灯の灯色信号配線と、電気二重層コンデンサ14結線との並列回路が安定化電源15を介して出力制御部10に接続されているのである。したがって、音声出力部6を構成する各部(出力制御部10、音源9、アンプ部16)及びタイマー部7を構成する部分(CPU17ほか)には、安定化電源15を通じて直流電源が供給される。
【0015】
要するに、電源補償部8は、信号制御機から歩行者信号灯器に出力された青灯の灯色信号pgと赤灯の灯色信号prとをそれぞれ全波整流して出力制御部10に音声選択指令として個別に出力するほか、前記電気二重層コンデンサ14によって灯器の滅灯期間の電力を補償して平滑化された直流電源を出力するものである。
【0016】
一方音源9には、歩行者信号灯器の青灯点灯時に歩行者に対して「横断許可」の音声たとえば、「信号は青です。注意して横断歩道を渡りましょう」といった音声や、青灯点滅時に歩行者に対して「注意喚起」の音声、例えば「信号が変わります。急いで渡ってください」あるいは「信号が変わります。横断歩道には入らないでください」といった言語による音声が記録されている。記録内容は言語に限らず、歩行者信号灯器の青灯点灯時、点滅時に出力すべき擬音,音楽などの音声であってもよい。
【0017】
出力制御部10は安定化電源15を経て電源補償部8から供給された直流電源で駆動され、電源補償部8から入力された音声選択指令に基づいて音源9に音声出力指令を出し、音源9は、出力制御部10の出力に基づき選定された特定の音声信号を出力し、その音声信号は、アンプ回路16で増幅されてスピーカ5より音声として出力される。
【0018】
タイマー部7は、CPU(中央制御装置)17と、設定部18と、表示部19とからなっている。
【0019】
CPU17は、出力制御部10に対して音声の入/切の制御を行うタイマー機能、音声出力の音量設定機能、カレンダー機能を実行するほか、音声出力制御に必要な一切の機能を司るものである。
【0020】
設定部18は、CPU17の入力装置であり、テンキーを扱ってCPU17に制御指令を入力する。表示部19は、設定部18によって入力或いは設定された内容をLEDによって表示し、設定表示後は、時計として時刻を表示するものである。
【0021】
図3において、信号制御機(図示略)の現示階梯にしたがって、信号制御機から歩行者信号灯器3に、交流100Vの赤灯の灯色信号prが歩行者信号灯器3に供給されると、赤灯1PRが点灯し、同時に赤灯の灯色信号prは、音声案内装置4の入力端子PRに入力される。また、歩行者信号灯器3に、100Vの青灯の灯色信号pgが供給されると、歩行者信号灯器3の青灯1Gが点灯し、同時に灯色信号pgは、音声案内装置4の入力端子PGに入力される。
【0022】
なお、青灯1PGの点滅時には、一定間隔ごと(0.25秒の間隔)で100Vの青灯の灯色信号pg(青色灯信号)が断続的に供給される。したがって、0.25秒の間隔の滅灯時には、青灯の灯色信号pgは、音声案内装置4には供給されない。第1トランス11aは、100Vの青灯の灯色信号pgを変圧し、第2トランス11bは、100Vの赤灯の灯色信号prを変圧してそれぞれブリッジ整流回路12a、12bに出力し、ブリッジ整流回路12a、12bで全波整流された直流電圧は、それぞれ、出力制御部10に入力され、出力制御部10からは青灯1PG又は赤灯1PRの選択信号として音源9に出力される。
【0023】
また、各ブリッジ整流回路12a、12bの出力は、整流器(ダイオード)13a、13bでそれぞれ整流され、安定化電源15で、一定電圧(または一定電流)調整され、安定した駆動用直流電源として出力制御部10、音源9、アンプ回路16のほか、タイマー部7のCPU17に供給される。
【0024】
ダイオード13a、13bを経て各ブリッジ整流回路12a、12bから出力された電圧は、電気二重層コンデンサ14に印加され、電気二重層コンデンサ14には電荷が蓄積される。青灯点滅pw時には、その期間、各ブリッジ整流回路の出力が停止するが、その間、電気二重層コンデンサ14に充電された電荷が放電され、安定化電源15に対する電圧の供給が途絶えることがなく、安定化電源15からは常に安定した電力が駆動用直流電源として各部に供給される。
【0025】
蓄電器の機能としては、要するに歩行者信号灯器の滅灯時、つまり、信号制御機から入力される灯色信号によって常時充電し、灯色信号が音声案内装置4に入力されないときに放電して、出力制御部10に連続して途絶えることなく直流電源を供給できればよいのであるが、この機能を実現するには、直流電源としての充電容量、出力が確保されなければならない。電気二重層コンデンサ14は、この機能を十分実現することが可能であることが証明されている。
【0026】
したがって、出力制御部10を含めて音声出力部6の各部、タイマー部7は、安定化電源15から途切れることなく電力の供給を受け、青灯点灯時には、第1トランス11aのブリッジ整流回路12aの出力から青灯点灯を検知して音声選択指令を音源9に出力し、音源9の中から「横断許可」の音声信号を選択してアンプ回路16に出力させる。アンプ回路16は、選定された音声信号を増幅し、その音声、たとえば、「信号は青です。注意して横断歩道を渡りましょう」といった音声をスピーカ5から横断歩道の手前で待機する歩行者に向けて発声する。
【0027】
また、青灯点滅時には、同様に青灯点滅を検知して音声選択指令を出力し、音源9の中から「注意喚起」の音声信号を選択してアンプ回路16に出力させ、スピーカ5から青灯点滅期間中、歩行者に対して「注意喚起」音声、例えば「信号が変わります。急いで渡ってください」あるいは「信号が変わります。横断歩道には入らないでください」といった音声を発声させる。なお、赤灯点灯時には、出力制御部10には、第2トランス11bのブリッジ整流回路12bの出力から赤灯点灯が検知することができる。この実施例では、格別の応答を予定していないので無反応で、音声選択指令は出力されないが、もし必要であれば、赤灯点灯期間中、歩行者に「待機」を促す音声を発声させることも可能である。
【0028】
これは、歩行者信号灯器の青色灯の点灯時、点滅時に出力すべき擬音あるいは音楽などの音声であってもその選択並びに発声の要領は全く同じである。本発明においては、信号制御機の現示階梯にしたがって、信号制御機から歩行者信号灯に供給された100Vの灯色信号の点灯、滅灯の如何に関わらす、安定化電源からは常に安定した直流電力を駆動用直流電源として各部に供給されるため、音源の中から選択された「横断許可」或いは「注意喚起」の音声を発声させるだけでなく、タイマー部のCPU、設定部、表示部にも常時安定した電源を供給できるため、CPUのタイマー機能を動作させて「横断許可」或いは「注意喚起」の音声を発生させる音声案内の稼動期間を任意に設定でき、また、設定表示部には、CPUの設定内容の表示並びに設定後のカレンダー表示などの機能を支障なく実行することができる。
【0029】
以上実施例においては、音声出力部10は、タイマー部7の指令に従って動作する例を示した。すなわち、この実施例では、音声出力部10は、タイマー部7のCPU17の指令を受けて、音声の入/切、音声出力の音量などが制御されるのであるが、もし、そのような機能が不要であれば、タイマー部7を用いず、音声出力部10とスピーカ5との組合せで音声案内装置を構成し、音声出力部10に予め記憶させたルーチンに従って、音源から音声信号を選択し、選択された音声信号をスピーカから発声させることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は、信号制御機から歩行者信号灯器に供給される100Vの灯色信号から、青灯点灯又は点滅信号を検知し、その検知信号をもって「横断許可」或いは「注意喚起」の音声信号を選択し、また、青灯、赤灯の点灯時又は青灯の点滅如何に関わらず、常時安定した駆動用直流電源を形成して音声案内装置に内蔵された音声出力部及びタイマー部に供給でき、音声案内装置を歩行者信号灯器に付設するだけで、交通弱者、特に視覚障害者用信号機としての機能を高めることができる。
- 【公開番号】特開2008−33534(P2008−33534A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【発明の名称】歩行者信号灯器に付設する音声案内装置
- 【出願番号】特願2006−204876(P2006−204876)
【出願日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【出願人】
【識別番号】000144348
【氏名又は名称】株式会社三工社
- 【代理人】
【識別番号】100075306
【弁理士】
【氏名又は名称】菅野 中
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