オンカジの入金不要ボーナスは「現金化」を目的にして遊ぶか、「無料体験」を目的にして遊ぶかという二つの遊び方があります。
そして、この利用目的の違いによって、利用方法や、入金不要ボーナスの価値などにも若干の違いが出てきます。
入金不要ボーナスを純粋に「無料体験」目的で遊ぶのではなく、もし「現金化」を目的として入金不要ボーナスで遊ぶ場合、その利用における最大の違いとしては「出金のために必要となるプロセスが発生すること」が挙げられるでしょう。
当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、この「出金」という一点の有無によって、入金不要ボーナスの利用は、少しばかり利用の難易度が上がりますし、「出金方法の基本」を知る必要が出てきます。
入金不要ボーナスの出金方法は、オンカジに慣れている人にはそれほど難しい流れではありませんが、まだオンカジで遊んだことがない人にとっては、理解のハードルがやや高く感じられることかもしれません。
そこで今回は、オンカジの入金不要ボーナスを「現金化」を目的にして遊びたい場合に必須となる「出金方法」のプロセスの、その具体的なアクションについて解説していくことにしましょう。
出金条件という要素を理解しないと出金方法は理解できない
オンカジの入金不要ボーナスの利用においては、「出金条件」と言われる独自の要素を理解していないと、「出金方法のプロセス」がまったく理解できないということを、まずは大前提としておさえておかなければなりません。
出金条件というのは「オンカジの入金不要ボーナスを元手にした勝利金を現金化するために必要となる最低の賭け額」を決定する要素であり、賭け条件とも呼ばれています。
出金条件は「受け取った入金不要ボーナスのボーナス額×倍率」という計算式で提示される数値となっています。
仮に、「3000円のボーナス額」が貰えるAとBの二つのオンカジがあると想定します。そのうちAのオンカジは「1倍」、もう一方のBのオンカジは「5倍」という出金条件の設定になっている、ということにしましょう。
Aの場合「3000円×1倍」ですから「3000円分のベット」が「出金のために必要な最低の賭け額」となります。Bの場合は「3000円×5倍」なので「15000円分のベット」が「出金のために必要な最低の賭け額」となります。
同じボーナス額であっても倍率の違いによって、出金方法のプロセスとして「最初にクリアしなければならないこと」の難易度に違いが出るのが、入金不要ボーナスの最初の基本です。
ゲームの消化率によって出金条件の達成難易度が変化する
出金方法のプロセスを理解するためには「ゲーム消化率」といわれる、「出金条件との組み合わせによって、条件達成の難易度を変化させる要素」についても知る必要があります。
さきほどのAのオンカジの「3000円×1倍」という設定で、ゲーム消化率について見ていくことにしましょう。
ここからは、Aのオンカジの入金不要ボーナスにおけるゲーム消化率が「スロットゲーム100%」「ライブカジノ10%」に設定されていると想定します。
このような設定のオンカジの場合、「消化率100%のスロット」を利用して3000円のボーナス額を使い切った場合は「3000円分のベットが完了した」というカウントとなります。
一方で「消化率10%のライブカジノ」を利用して3000円のボーナス額を使い切った場合は、こちらは3000円に「10%」の倍率がかかることで「300円分のベットが行われた」という風に、オンカジ側にカウントされることになります。
つまり、出金方法として「消化率10%」のライブカジノの利用でのみ「現金化」を目指すことを選んだ場合、出金条件達成のためには「30000円」の賭け額が「出金のために必要となる最低の賭け額」ということになります。
出金方法として100%のスロットを選択した場合と比較すると、単純計算で、出金方法の難易度が10倍になります。
オンカジの入金不要ボーナスの出金方法は、この「ボーナス額×出金条件×ゲーム消化率」の組み合わせを理解したうえで、いかに効率よく出金条件をクリアしていくかということを、自分が遊ぶオンカジごとに考え、実践していくことがポイントとなります。
出金条件達成後に必要となる出金方法のプロセスについて
オンカジの入金不要ボーナスの出金方法は、「出金条件の達成」の段階で完了するわけではありません。
「出金条件の達成」から「現金化」までの間には、どうしても必要となる出金方法のためのアクションが存在します。
それは「条件達成後の、最低一回の入金実績」というアクションです。
入金不要ボーナスの出金にあたっては、この「入金実績」という行為を完了しないことには、出金方法のプロセスを満たしたことにはなりません。
ほとんどのオンカジで、この「入金実績のための入金」には、その入金額に応じた「出金条件」が発生しますので、この「新たに発生した出金条件を達成すること」も、出金方法を満たすための必須のプロセスとなっています。
入金実績の解除と、その入金額に応じた条件の達成を経たあとは、出金の準備がほぼ整いますが、出金方法の最後の仕上げとして「KYC認証(本人確認)」も行わなければなりません。
「身分証明書」と「住所確認書類」の二つの書類をオンカジに提出し、本人確認が完了した段階で、ようやく「出金可能」な状態となり、出金方法のすべてのアクションが終わることになります。
「出金条件の達成→入金実績の解除→入金による新たな出金条件の達成→本人確認」というのが、出金方法の大まかな流れとなっています。
この出金方法の流れをしっかりと理解し把握したうえで、「現金化」と「無料体験」のどちらの目的で入金不要ボーナスを利用するのかを決めるとよいでしょう。